世界はメッセージで溢れている

お盆休みや5月の大型連休など、

世の中の多くの人々が休暇を取るような時、

たいてい私は仕事をしています。

 

その日しか取れないお休みや、貴重な休暇の一日を費やして、

セッションやスクールにお越しくださるのですから、

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

…とはいうものの、その中で、

たまに一日くらいお休みを取れることがあり、

そんな時は、街に出かけていきます。

 

ここ数年は、仕事の場と生活の場が離れていないため、

外出してみると、さまざまな刺激を受けたり、発見があったりして、

楽しいものです。

 

カフェなどで人間ウォッチングをしていると、

日頃、お目にかかる機会のない人々の行動が分かり、

言葉が聞こえてきて、とても興味深く感じます。

 

連休中でも、カフェやデパートなどで働く人々が

きちんと職務を果たしているのには、いつも感心します。

 

少しお疲れの様子の家族連れの人々、

(多分)日頃よりもテンションが上がっているご様子のご高齢の友人同士、

ナチュラルハイでごっこ遊びをする女の子たちのグループ。

 

そして、耳からもたくさんの音や声やざわめきが…。

 

私は、聴覚優位タイプであるため、

セッションルームの静けさとは対照的な街中の音には、

特に敏感になります。

 

見知らぬ誰かの言葉だけでなく、

アナウンス、看板、会話、ポスターなどからも、

耳寄りな情報をキャッチします。

 

そして、世界はメッセージに溢れている…と思うのです。

 

本当は、街中でなくても、同じことなのでしょう。

 

セッションルームの中であろうと、庭先に出ていようと、

世界からやってくるメッセージは

同じように届いてきているのでしょうが、

私の場合、セッションルーム近辺にいる時は、

仕事のことしか考えていないため、

内側に入ってこないのだろうと思います。

 

勿体無いことです。

 

私はかなりの仕事人間なのですが、

日常に、もっとメリハリを付けて、

インターネットではない、リアルなたくさんの情報を受け取っていくと、

気付かないうちに狭められそうになっていた視野が、

少し広がっていくように思います。

 

メッセージは、それ自体、何かの宣伝やPRであったり、

ニュースや気象情報であったりするかもしれないのですが、

その瞬間の自分にとって、(自分だけには)

特別なひらめきやインスピレーションをもたらすものです。

 

点と点がつながって線になり、そこから幾何学模様の全体が浮かんできたり、

忘れていた記憶が不意に呼び覚まされたり…ということが起こります。

 

京都には哲学の道と呼ばれる名所がありますが、

人は昔から、散策や散歩をしている時に、考えが自然に整理されて、

気付きやひらめきがやってくることを知っていました。

 

先日、テレビ番組で紹介されていたイラスト作家の田村セツコさんも、

暇さえあれば表に出て歩きまわります…という意味のことを

おっしゃっていました。

(田村さんは、81歳となった今も連載を続ける、大人気作家さんです。)

 

環境を変えてみる、歩いてみる、いつもと違う場所に行ってみることが、

お悩みや問題のブレイクスルーとなることがよくあります。

 

その際のメッセージは、外側の世界からではなく、

心の深層 (=潜在意識) からやってくる場合もあります。

 

どうしても外へ出る気になれない場合もありますし、

長い間、外へ出られなかった…という場合もあるでしょう。

 

知っている誰かに会うことがないよその土地や、

そもそもほとんど誰も歩いていないような自然の場所を選んで、

少しの間、ゆっくりとそこを歩き、立ち止まり、

メッセージに耳を澄ませてみてはいかがでしょうか?

 

ウォーキングとインナーリトリートで心を癒す

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