傾聴でストレス解消 SNSでは得られないメリット

長引くコロナ禍、4回目の緊急事態宣言…

外出する機会が減ったことで、

コミュニケーションの機会もまた、極端に減少しています。

人と会って、話をする、話を聞くことは、

ストレス解消やリフレッシュに役立ちます。

巣ごもり中、SNSに費やす時間を大切になさっている方も

多いのでは…。

友人、知人、遠く離れた家族がどのように過ごしているのか、

元気でやっているのか、分かって安心できるでしょう。

しかしながら、SNSによるコミュニケーションは、

楽しさや面白さがある反面、疲れやすく特殊なものだと思います。

SNSで疲れてしまう理由

SNS上では、実際の交友関係でやりとりされる情報とは少し違った

言葉や画像、エネルギーが展開されています。

エンパスやHSP、サイキックな資質のある方、

エネルギーに敏感な方ならお分かりかと思うのですが、

事実と、その方にとっての真実とのギャップ、

真実と、それを表現している言葉とのギャップ、

写真と、その背景にある感情や想念といったものが、

波のように伝わってきて、その瞬間、ちょっとした衝撃を受けるのです。

エネルギー的な印象では、ページを開いた途端に、

いろいろな波動を持つ、夥しい数量のエネルギーの一群が、

たちまち接近してきて、ものすごいスピードで

自分のエネルギーフィールド(オーラ)の中に侵入してくる感覚です。

表面的に表現されている事柄と、

その背後にある思惑や想念、願望がひとまとまりとなっています。

その中には、純粋な願いや前向きな姿勢、励ましや祝福があり、

また虚栄心や見栄、幻惑、怒りや苛立ち、寂しさなどもあるのです。

通常、多くの場合(すなわち非エンパスの方である場合)、

ご自分の文章の中に、そうした感情や想念が

存在していること自体、ほとんど意識化されていませんので、

受け取った側は、その部分に反応するわけにはいきません。

そんなことをしたら、言いがかりだとか、被害妄想だとか、

深読みし過ぎているとか、ノイローゼだとか思われかねません。

友情や人間関係が、たちまち壊れてしまいます。

ですので、あくまでも表面的な層が、その全てであるとみなして、

それ以外の要素は、無かったことにします。

これをお読みくださっている方の中には、

よく理解できる、同じ感覚があると感じてくださる方も

きっといらっしゃるに違いありません。

…というわけで、SNSは、ストレス解消どころか、

かえって疲労感をもたらすことがあります。

普通の会話との違いは?

誰かと向かい合って会話をしている時のことを

ちょっと思い浮かべてみましょう。

エンパスやサイキックなら、対面の会話でも、

SNSと同様のことが起こり、同じように疲れてしまうのでは…と。

思われるかもしれません。

ですが、それは違います。

これはあくまでも私個人の体験に基づく考えですが、

一対一の対話は、相互的な交流であるため、

その瞬間の相手の反応が、次の言葉に影響します。

たとえば相手のちょっと意地悪な発言を聞いて、

[えっ… それは少し言い過ぎでしょ?] と感じながら、

口には出さずに、ただ「そうねぇ」と相槌を打つと、

そこから離れてもっと気分の良い話題に移りたいというエネルギーの中で、

相手の次の発言は、幾分、やわらげられていくでしょう。

こちらの気分やその場の空気が、

相手の気分や言葉の選択、想念などに反映され、

ダイナミックに作用していく点で、

あらかじめ投稿されているものを読むSNSとは、異なっていると思います。

かくしてSNSは、コロナ以前の対話によるコミュニケーションの代わりにはならず、

特にエンパスやエネルギーに敏感な方にとっては、

逆にストレスや疲労のもととなりかねないこととなってしまうのです。

今、見直されている傾聴

会っておしゃべりしたい…

思っていることを誰かに伝えたい…

相手に話を聞いてもらいたい…

この人間としての根源的な望みを、

コロナ禍において、安全かつストレスフリーで満たすことは、

なかなか難しそうです。

そこで、お勧めしたいのが、傾聴です。

傾聴とは、相手に寄り添い、共感的、受容的に話を聴いてもらえること。

ちゃんとした人に傾聴してもらうと、

ぶれずにニュートラルな状態で、しっかりと話を聴いてもらえます。

相手は、こちらの言うことに、いちいち反応したりしないばかりか、

批判、非難、ジャッジメント、否定などを一切しません。

話したいことは、どんなことであっても、気兼ねなく話すことが出来ます。

相手の反応に忖度したり、利害損得に縛られたり、

話した内容が、後に禍の種となったりすることもありません。

また、話を傾聴する人は、こちらの個人情報を知らないため、

どこまで本当のことを明かしてよいものかと悩む必要もありません。

ここは伏せておかないとまずい…、

この部分は少しばかりフィクションを交えて…など気を遣うことがなくなります。

傾聴する人が、傾聴のプロフェッショナルであるならば、

当然のことながら、個人情報は厳守されますし、さらに安全です。

傾聴が終わった後で、何らかの情報が不用意に漏れてしまうことも

絶対にありません。

傾聴ボランティアさんでは困るかも…

 近年、傾聴の価値が再評価され、

自治体によっては、傾聴ボランティアを養成する講座を

定期的に開いている所もあるようです。

ただし、傾聴ボランティアには、厄介な問題があります。

まず、その多くが、高齢者を対象としていたり、

認知症の予防を目的としていたりすることです。

本来、共感的に話を聴いてもらうことは、

あらゆる世代の方にニーズがあるはず。

高齢者向けのボランティアだけでは

不十分なのではないかと私は考えています。

次にプライバシーの問題があります。

地元で、しかも近くに住んでいる人が傾聴ボランティアになっていて、

自分の話を傾聴してくれる…というシチュエーションになったとしたら、

たいへん困惑するし、とても本心を打ち明けたりは出来ない…

傾聴ボランティアについてご案内する際に、よく言われることです。

たしかにそのとおりですね。

ある日、傾聴ボランティアさんに傾聴をしてもらい、

数日後、近所のスーパーに言ったら、その人とまた出会ってしまった…

ということはあり得るでしょう。

傾聴者は、しがらみのない方や初対面の人がベストであり、

その後に渡って、近隣では顔を合わせる機会がほぼ無い人が望ましいでしょう。

そうでなかったら、本音や愚痴、弱音、家族のこと、

誰かの批判など生々しい内容は、とても話す気にはなれないでしょう。

安心、安全で、プロとしての心構えと技術を具えた傾聴者を見つけるのは、

なかなか難しいことだと、多くの方々がおっしゃっています。

これこそがプロによる傾聴  傾聴の大切な原則は?

では、プロフェッショナルによるクオリティの高い傾聴とは、

どのようなものでしょうか?

◇安心できる場所と空間であること

◇個人情報が守られること…お名前、ご住所、職業、家族関係のほか、

お悩みなどの話の内容が外部へ流出しない。

◇尊重してもらえること…社会通念や社会常識などと比較されたり、

傾聴者の個人的な意見を押し付けられたりしない。

◇共感があること…「うなずき」、「相槌」、「アイコンタクト」などが適切であり、そこから自然に共感の姿勢が伝わってくる。

◇受容的な姿勢…話の内容にかかわらず、ジャッジ、批判、非難、否定をされることがない。

◇無条件に肯定してもらえること…疑念を向けられたり、疑問や反論をされない。

◇アドバイスをされないこと…求めてもいないのにアドバイスをされるのは余計なお節介というものです。

参考ウェブサイト:https://www.kaonavi.jp/dictionary/keicho/

この中で、共感というのは、そもそもありそうで、

なかなか得られないものではないでしょうか?

雑談をしている時、表面的には相槌を打っていても、

心の中では突っ込みを入れたり、否定したりしていることは、

日常、よくあることです。

エンパスやエネルギーに敏感な方の場合は、

相手の笑顔とは裏腹な本心の部分が、

ダイレクトにキャッチされると思います。

家族や親しい友人同士であっても、

それぞれ自分の意見を持っているわけですから、

完全に受容してもらえる、共感してもらえるという体験は

実は、あまり得られないものです。

相手と近しい場合は、「あなたのことを思ってこそ…」などと

たしなめられたり心配されたりすることがあります。

相手は親身になって、思いやりや愛情を示してくれているのですが、

そこに、無条件の受容はありません。

思いやりや愛情があることで、逆に受けとめてもらえないという

ややこしいことになってしまうのですが、どうしようも出来ません。

身近な人間関係の中で、クオリティの高い傾聴を見つけ出すのは、

案外、難しいものとなるのです。

傾聴のメリット  ストレス解消、心の平和、すっきり感

思うように人と会えないコロナ禍の閉塞感と望まない孤立は、

心の健康にとって、マイナスに作用します。

しかも、この状況がいつ収束するのか、先行きが見通せません。

これまで傾聴のことなど、

気にも留めていなかった方々も多いかと思いますが、

傾聴してもらうことが、ストレス解消精神的な安定

安心感心の平和に役立つことを、

この機会に知っていただければと思います。

たとえば、次のような場合…

  • じっくりと話を聴いてくれそうな相手が身近なところにいない場合
  • 周囲の人には簡単に話せないお悩みがある場合
  • 個人情報を守ってもらえるのか心配である場合
  • 話したいことでいっぱいになっていて落ち着かず、苦しい場合
  • 特に問題があるわけではないけれど、話し相手がいなくて寂しい場合
  • 毎日がどんよりしていて気分が落ち込みそうな場合
  • 人と会話する機会が今やほとんど無くなってしまった…という場合

安全に体験できるオンラインの傾聴はいかがでしょうか?

良いことなど何もないコロナ禍ですが、

環境の変化とともにテレワークが普及し、

Zoomやスカイプなどの利用は増加していますので、

使われるようになった方も多いかと思います。

オンラインの傾聴は、安全な空間を整えて、

マンツーマンで、じっくりと、ゆったりと体験していただけます。

また、ご希望があれば、

(ビデオ通話ではなく) 音声のみのご参加も可能です。

セラピスト、ヒーラーとして経験を積んだプロによる傾聴、

安心できる傾聴につきましては、下記ページでご案内しています。

傾聴セッションを活用してストレスを解消

傾聴とヒーリングを組み合わせた傾聴ヒーリングセッションもお勧めです。

心をすっきりさせたい、心の穏やかさ、平和を取り戻したい、

話したいことを思う存分話してストレス解消したい方は、

ぜひ一度、ご覧いただければと思います。

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