自分を癒すと人生が変わる

平成も、あと数日となりました。

平成の時代を振り返ってみて、どんなことを思われるでしょうか?

昭和が終わり、「平成」という元号が発表されたその日、

私は、複雑な思いでテレビの前にいました。

人生において、初めてのことが、今、起こりつつあるという

新鮮で不思議な心境でした。

長く続いた昭和の時代に生まれた私は、

人生の最初から普通にあった「昭和」が、

このままずっと続いていくものだと、無意識に思っていたのだと思います。

その平成も、いよいよ終わりを迎えます。

平成元年からこれまでのことを、ちょっと振り返ってみると、

感慨深いのは、格段に軽やかに、朗らかになったこと。

罪悪感やこだわりなど、たくさん抱えていた荷物を下ろして、

身軽に、自由に、とらわれなく在るのを実感しています。

こうなれた背景には、たくさんの試行錯誤と努力、そして幸運があり、

そのことを、ぜひ多くの方々にシェアしたいと思うのです。

31年間、何をしていたの?  …とたずねられたら、

その答えは、「癒し」です。

自分の内側 (心と潜在意識とオーラフィールド) を見つめて、

不要なものは手放し、有害なものは解放し、

自分を癒すことに取り組むうちに、大小さまざまな変化が起こり始め、

はじめのうちはゆっくりとしていた変容が、加速していきました。

そのプロセスには、不要な信念や思い込み、自己幻惑、

親からのプログラミング、社会通念から来ている怖れや不安の解放もあり、

余計なエネルギーが無くなってみると、

本来の自分らしさ、本当にしたいと思うことが、

すっきりと明確になってきたのです。

自分は誰なのか?

何のためにここにいるのか?

どこに向かっていくのか?

前世・過去世を含むトランスパーソナルな探求も続けた結果、

こうした本質的な問いかけについての答えがはっきりとしてきました。

平成の始まりに、私は、病弱で悩み深いサラリーマンでしたが、

平成半ばに、確信を持って、他者の癒しのサポートの仕事をするようになり、

現在に至っています。

「自分を癒す」ことと、その重要性。

癒しがもたらしてくれる、想像を超えたホリスティックな変容について、

ブログで、スクールで、セミナーやワークショップなどでも、

繰り返し発信し続けているのは、実体験があったためなのです。

マッサージをしてコリがほぐれるとか、

アロマエッセンシャルオイルの香りでリフレッシュするということも

ひとときの癒しには違いありませんが、

私が、お勧めしたいのは、

より本質的な要素に、継続的に取り組む癒しです。

自分の中のシャドウ、心の闇、見たくない側面、抑圧された感情、

親御さんから受けた否定的な影響、歪みのあるセルフイメージ、

癒されるのを待っているトラウマや心の痛みなどと向かい合うには、

かなりのエネルギーが必要となりますが、

思い切って踏み出してみるならば、

驚くばかりの成果を手にすることになるでしょう。

嫌なものにはついフタをしたくなる…というのは、誰にでもあること。

が、その回避の衝動を乗り越えて、意図をもって自分を癒そうとするならば、

予測を裏切り、期待を上回る、新たな自分を発見できるはずです。

それはまるで、生まれ変わったかのような、再生の体験です。

しかも、癒しのプロセスが進むにつれて、

生きている喜びや嬉しさ、充実感は、どんどん大きくなり、

心の底から望み、納得できる自己実現が達成されていきます。

自分が自分であることを確立し、楽しみ、

(自分との良い関係が結ばれていることで)

自己信頼や高い自己価値に基づいて、

自分らしく、心から望む自分自身で在ることが出来るのです。

否定的なエネルギーが無くなり、

ポジティブな感情や想念によって周波数が上がっていくと、

人間関係も、お仕事も、住む場所や出会う人々も、

高い周波数にシンクロするものに変わります。

多くの方々が、自分を癒そうとしないのは、

本当の意味で自分を癒すことが、

実は、人生を好転させ、自己実現、成長、進化に直結することを

ご存じないからではないでしょうか?

人は、特別なことをして自分を癒さなくても、

静かな時の流れが、辛い体験や傷付いた心を少しずつ洗い清め、

人生のさまざまな出来事によって必要な気付きを自然に受け取るのだから、

それに任せておいたらよいだろう…と思われるかもしれません。

たしかに、それも一つの選択だと思います。

しかしながら、経験から考えてみると、時間がかかり過ぎますし、

それだけでは癒しきれないことも、たくさんあります。

とりわけ意識の届かない領域には、

いつか気付いてもらい、癒してもらうのを待ち望んでいる

たくさんの苦しみや否定的なエネルギーが存在しています。

自然に任せていては、それらが癒されて、自己実現する前に、

人生が終わってしまうかもしれません。

何年かのちに、令和の時代を振り返ってみた時に、

自分らしく、のびやかに、生きがいと生きる喜びがあり、

ここまで進化してきた手ごたえと満足を感じていたとしたら、

素晴らしいことだと思うのですが、いかがでしょうか?

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