何となく気分が沈み、やる気が起こらない時があります。
このような状態から抜け出したいと思う時、
どんなことをするでしょうか?
おそらく、その方なりの方法があって、たとえば…
とりあえず眠る…
体を動かす…
友達に会ってしゃべる…
好きな音楽を聴いたり映画を見たりする…。
何らかの方法で意識的に気分を上げるよりも、
流れに任せて、自然に変化していくのを許すほうが
ラクであったり、効果的であったりすることもあるでしょう。
あなたはどうしているでしょうか?
ブログを書く時に難しいと感じるのは、
こうしたら良いですというノウハウが、
全ての皆さんにあてはまるわけではないことです。
これが個人セッションだったら、
その方に合わせた方法をご提案できるのですが…。
共通して言えること、お伝えしたいことは、
まず、あるがままを受け入れること。
気分が上がらない自分を責めたくなったり、
何もしたくない自分を否定的に受けとめたりしがちですが、
まずはジャッジをしないで、そういうことかと飲み込みましょう。
人間は機械ではありません。
気分も体調も波動も、常に変動しているのが普通の状態です。
そして、やる気が出ない時は、何か気付いたほうが良いことがあって、
それを知らせてくれているというふうに
考えてみてはいかがでしょうか?
たとえば、
「疲れ過ぎているから、少しペースダウンしたらどうでしょう?」
というサインかもしれません。
または、「… … 我慢も限界です…」ということかもしれません。
何かを我慢していても、そのことに気付いていないことがあるのです。
もう少し広い視野で見ると、
「大きな変わり目に来ていますよ」という場合があります。
これまでに続けてきたことや達成できたこと、なじんでいることに、
いったん区切りを付けて、仕切り直しするか、新たな局面へ踏み出すか、
そんな場合に、一時的に今までと同じことが、しにくくなったり、
したくなくなったりということがあります。
リセットという言葉がぴったりですね。
年を重ねていくと、人生の中で、既に何度か、
こうした変わり目に出会う経験があって、
何となく要領をつかんで動じなくなる方がおられます。
私が、お勧めしたいのは、
ジャッジをしないで、まずは現在の状態を受け入れること。
そして、自分と共にいて、自分の心と対話をしてみることです。
自分の「心」を、親友か恋人のような存在と思ってください。
優しさと親しみを込めて、
「今、どんな?」でも良いですし、
「何をして欲しい?」なども良いでしょう。
「心」からの答えをがむしゃらに引き出そうと焦ったりしないで、
心の声、体の声に、落ち着いて耳をすませてみる…
そんな感じです。
瞑想をされている方は、瞑想もとても良いと思います。
起こっていることには、必ず理由があり、
ある意味で必然性があると私は思います。
ですから、起こってはいけないことが起こっているとか、
何かが間違っておかしくなっているとは、決して思わないでください。
日頃、自分に優しくしてあげていない方は、
この機会にしてあげてはいかがでしょうか?
私は、潜在意識という「意識されていない自分」にアクセスして、
セラピー手法も使うことがあります。
ヒプノセラピーや多次元セラピーというものです。
潜在意識の領域を探求してみると、
内省や瞑想で気付くことが出来なかった何かに
行き当たることがよくあります。
意欲が湧かないことが苦しくて圧倒されそうだったら、
一人で抱え込まずに、いつでもご相談いただければと思います。
やる気が起きない時や無気力に陥った時は、
「自分」とのつながりを取り戻す、最高のチャンスです。
そんな時こそ思い出していただきたいアファメーションは、
こちらです!
「私に起こることは、全て肯定的なことです。」