病気への不安と怖れ

病気になると、不安が湧いてくるものです。

「このままどんどん悪化してしまうのではないか?」

「もしかすると、回復しないのでは…?」

最悪の場合、死んでしまうのではないか…などと

不吉なことまでが頭をよぎり、ネガティブな方向へ想像がふくらんで、

辛くなってしまうこともあるでしょう。

病気であると診断がついているのですから、

その不安と怖れは、病気に対するものだろうと

多くの方々が思われています。

ところが、実際にはそれだけではないことも

よくあるのです。

病気に対する不安や怖れであれば、

メンタルな領域ということで、カウンセリングや心理療法、

あるいは処方されたお薬などを使う対処法があると思いますが、

それでも治まらない時、そこに何があると考えたらよいでしょう?

これまでのケースを振り返ると、

複数の要素が複雑に絡み合っていることが多いのですが、

たとえば、次のようなものを挙げることが出来ます。

〇他者から送り込まれ、押し付けられた不安と怖れ

〇他者から受け取ってしまった不安と怖れ

〇意識化されていない信念や思い込みなどからくる不安と怖れ

〇過去のトラウマから生じている不安と怖れ

〇前世・過去生から持ち越している不安と怖れ

〇家系的に受け継いでしまっている不安と怖れ

今、リアルに存在している病気自体への不安と怖れに、

上記のような不安と怖れが加わって、増幅され、

全体として、途方もなく大きな不安と怖れになっているのです。

詳しく見ていくと、これらは、

潜在意識の領域に存在しているもの、

そして、その方のエネルギーフィールド(オーラ)内に、

エネルギーとして留まっているものということになります。

すなわち、ご本人には意識されていないし、

意識することが困難な要素であると言えるでしょう。

人間をホリスティックな存在であるととらえ、

ホリスティックに癒そうとするアプローチでは、

上記のような要素に対しても、はたらきかけていくことが出来ます。

特に、その方に属していない憑依的なエネルギーや、

ご先祖さまの中のどなたかの問題を無意識に引き受けて、

発生しているエネルギーは、

世の中の人々が思っている以上に頻繁に起こっていることなのですが、

マインドに向けたアプローチではなく、

エネルギー面でのアプローチが必要となります。

自覚できない要素は、多くの場合、無かったことになってしまいがちです。

また、(何らかの理由よって)ご本人が自覚したくない要素も然りです。

厄介なことに、後者の場合は、潜在意識にアクセスする

ヒプノセラピーや多次元セラピーなどの手法を用いても、

残念ながら、実体が明らかになることは難しいかもしれません。

まとめてみますと、

病気に対する不安と怖れには、

その方に意識されている不安と怖れのほかに、

意識されていないもの、意識することが出来ないものが存在します。

また、ご本人が自ら生み出したものと、

他者から押し付けられたり、自ら進んで引き受けてしまったりするものが

存在するということになります。

ご病気であること、闘病を続けておられる時、そのことだけでも、

たいそう辛く、苦しく、気力や体力を消耗する状態となりますが、

それに加えて、パワフルなうえにつかみどころがなく、

本来、持っている必要のない要素までがそれに加わっているのだとしたら、

途方もなく苦悩に満ちた日々を過ごすこととなってしまいます。

現在、ご病気を患われ、ご自分の将来や病気に対する不安と怖れに

圧倒されそうだと感じておられるならば、

意識化が出来ない領域、エネルギフィールド(オーラ)に、

存在している不安と怖れの要素にはたらきかけ、

ホリスティックに解放し、変容を促していくことが出来ます。

実際のセッションでお勧めしているのは、

まずはエネルギーヒーリングです。

どのような要素があるのかについて、時間軸を越えて探求し、

マインドでも理解したい場合には、多次元セラピーが役立ちます。

ただし、ご本人が見たくない、知りたくないと無意識に感じている場合や

ブロックがある場合などには、

ヒーリングを選択されるほうが良いと思います。

ヒーリング中に、その方が何も感じられなかったとしても、

解放と癒しのプロセスは進みます。

必要な場合には、ヒーリング後のフィードバックとして、

ヒーラーから情報をお伝え致します。

ホリスティックなヒーリングのセッション

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