ヒーリングに必要な2つの許可

今年も、あとわずか。

振り返ってみて、心に重く残っているものがあるならば、

解放し、変容させて、新しい一年を迎えたいものです。

頭で考えてみて、特に問題ない…と結論づけていても、

エネルギーフィールド(オーラ)には、

重いエネルギーや不要なエネルギーが残留していて

どうもすっきりしない感覚が残っていることがあります。

たとえば、葛藤や軋轢を気力と頑張りで乗り越えて、

何とか結果を出すことが出来た場合などです。

あるいは、お仕事上、関わりのあった人物が、

表面的には何事もなく、穏やかな関係を維持できていたとしても、

心の深層に、妬みや恨みを抱えていて、

ご本人もそのことを自覚できていないような時…。

妬ましい相手に悪意を送ってやりたいなどと考えていなくても、

無意識状態のままで、

エネルギーが送り込まれてしまうことは、よくあることです。

妬みや恨みのような重いエネルギーが、

自分のエネルギーフィールドに向けられているとしたら、

絶え間なく影響を受けることになってしまいます。

エネルギーフィールド(オーラ)の状態に気付くのは、

普通の職業生活をしている場合には、

なかなか難しいことだと思います。

猥雑な環境に適応するために、多くの人々が、

5感や直感を閉じているためです。

しかしながら、重いエネルギーや汚れがあると無しとでは、

生活そのものが、大きく左右されます。

有害なエネルギーや不要なエネルギーを解放して、

常にきれいな状態を保つために、

出来ることならば、定期的なメンテナンスとして、

オーラの浄化ヒーリングを続けることをお勧めしています。

一度、お試しになると、

余計なものや他者からのエネルギーが無くなった

クリアなコンディションを体感できて、爽快な気分になります。

メンテナンスの重要性に、きっと気付いていただけることでしょう。

セミナーやスクールにお越しいただいたクライアントの方の

エネルギフィールド(オーラ)の状態が、

かなり良くない状態であることに、時々、気付くことがあります。

その方は、ヒーリングセッションを希望されているわけではありませんので、

「ヒーリングをしてみたらいかがでしょうか?」とか、

「ちょっとオーラが…」みたいなことを申し上げることはしません。

体が汚れていたら、すぐに気がついて、

シャワーやお風呂を使うというのに、

エネルギーフィールド(オーラ)の場合、そう簡単にいかないのは、

悩ましいことです。

言葉で汚れを指摘されたら、良い気分ではないはず…。

こんな時、いつも思うのは、

オーラなど目には見えないエネルギーの領域について、

誰もが、普通に視野に入れて認識し、ケアもされる時代が

早く来ればよいのに…ということです。

ヒーラーなら、さっさとヒーリングをして、

付着物や憑依的なエネルギーを取り除いてあげたらよいのに…と

皆さんは思われるかもしれませんが、

実は、それはしてはならないことなのです。

ヒーリングには、2つの許可が必要です。

1つは、「ヒーリングをしてもらってOKです」という

その方からの許可です。

その方から許可がないのに、

ヒーラーが勝手にヒーリングをしてしまうのは、

あってはならないこと。

その方の自由意思や、主権、パーソナルパワーを

奪うことになってしまうためです。

お悩みや不調を持っている権利や自由がある…といったら

奇妙に聞こえるかもしれませんが、

その方についての全ては、その方の自由意思に委ねられており、

第三者であるヒーラーが、不用意に侵害するわけにはいかないのです。

そんなことをしてしまったら、

ヒーラーは、大きなカルマを負うことになりかねません。

その方が、ご自分で、

「ヒーリングをして下さい」という意思を伝えられ、

そこではじめてヒーリングが成り立つのです。

よくご病気のご家族のために「ヒーリングをしてもらえませんか?」

というお問い合わせをいただくことがあるのですが、

このような理由で、ご本人の許可が必ず必要となりますので、

ご了解いただければと思います。

さて、次は2つめの許可です。

2つめの許可とは、

ヒーリングを受けられる方が、ご自分に与える許可です。

ヒーリングを受けること、ご自分を癒すこと、

不要なエネルギーを解放すること、

辛い過去の出来事を手放すこと、

こうしたことに許可を出していない方があります。

苦しみや不調の中にいるべきだという信念や、

罪悪感、自責の念、自暴自棄、

あるいはあきらめや無力感、自己愛の欠落などで、

許可を与えておられないのです。

たとえば言葉でヒーリングをして欲しいとおっしゃっていても、

心の深層や潜在意識の部分では、許可を与えていないこともあります。

その場合には、ヒーリングをさせていただいても、

残念なことに、何も起こらないでしょう。

自分に許可を出すことは、簡単だという方がある一方で、

難しい、難し過ぎる…という方も、少なからずおられるのです。

このように、ヒーリングが、最大限、

その方の望む未来を実現するためには、

2つの許可が必須となるわけですが、

このうちの2つめの許可が、どうしても難しいという場合には、

まずはその難しい部分、許可を出せない部分にワークをして、

癒し、変容させることが役立つと思います。

ヒーリングについて、何か気になることやご質問などがありましたら、

どうぞお気軽に、お知らせいただければと思います。

ホリスティックヒーリングで望む未来を創る

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。