病気になった原因に気付けば治る?

人はなぜ病気になったり、不調に陥ったりするのか…?

若い頃、常に不調であった私が、探求を続けてきたテーマです。

病気や不調でなかったら、

毎日がどれほど楽しく、充実したものとなるだろうか…

無理かもしれないと、半ばあきらめながらも、

憧れは捨てられず、

さまざまな健康法や食事法を調べては試してきました。

その結果、驚くほどの変化が起こり、

ほとんど病院や薬のお世話になることがないほどの健やかさを

実現することが出来たのです。

試行錯誤をしながら、実践してきたことをベースとして、

今は、セラピー・ヒーリングのセッションをさせていただいています。

あの不調だらけの日々は、いったい何だったのだろうか…?

と振り返ってみて、

「人はなぜ病気になってしまうのか? 」…という問いかけに対する、

自分なりの答えをまとめたのが、下記のページです。

病気と心身の不調は なぜ起こる?

私が、代替療法の立場から、実体験に基づいて得た答えは、次の4点です。

1.自分で作り出した不調和

2.他者からきた不調和

3.人生の計画

4.カルマ

若い頃の私のように、病弱であったり、

他者のエネルギーの影響を受けやすいエンパスであったり、

HSPであったり、霊媒体質であったりする方は、

ぜひ一度ご覧いただければと思います。

さて、この中の一つ、「自分で作り出した不調和」は、

とりわけ影響が深刻であり、

全体に占める割合としても他を凌駕しているものなのですが、

残念なことに、不調和を作り出してしまっていることに、

ご本人が気付いていないことが少なくありません。

もしも気付いていたら、改めていることでしょう。

気付いていながらも、どうしてもやめられないような事情があるならば、

病気や不調となってしまっても、ある程度、納得がいき、

あきらめがつくことがあるかもしれません。

では、病気や不調になっている人が、今までは無自覚であった、

自分で作り出した不調和に気付くことが出来たとしたら、

どうなるでしょうか?

たちまち良くなっていく…と考えたいところなのですが、

そう簡単にはいかないだろうと思うのです。

気付くことって…?

まずは、気付くということについて考えてみましょう。

この「気付き」ということは、軽視できない大切なポイントであることは

間違いありません。

たとえば、何でもよいのですが、たとえばお仕事や人間関係などで、

何かが上手くいかなくなってしまった時、

がむしゃらに動きまわって突破しようとか、

すぐさまあきらめ、タイミングを見て出直そうといった態度は、

時には良いかと思いますが、

なぜ上手くいかなくなったのかに注目し、探求してみるほうが、

次に同じ事態となった際に役立ちます。

同じことが再び起こる可能性が低いとしても、

ここで得られた気付きは、自分や関わる人々や出来事、

世界に対する見方を広げ、理解を深めてくれると思うのです。

ちょっと立ち止まって、不安や怒りや焦りを脇に置いて、

「今、何が起こっているのだろう…?」と静かな気持ちで

振り返ってみるのが良いのではないかと思います。

どんな方にも経験があるかと思いますが、気付きを受け取ってみると、

どうしてこんなことに気付かなかったのかと思う時もあり、

想像もしていなかったことに衝撃を受ける時もあるものです。

小さな気付きでも、大きな気付きであっても、

マインドによってではなく、思考を越えたところからやってくる

深い知恵や知性と呼べるようなものではないでしょうか?

フォーカシングという癒しのツールがあります。

リラックスして、体の内側に意識を向けて待ち、

体の声に耳を傾け、そこからやってくるある感覚(フェルトセンス)を

受け取ります。

その感覚と対話をしていくことで、気付きが生まれたり、

緊張が解きほぐされたり、必要なヒントが得られたり、

不調が解消されたりしていきます。

体に具わっている知恵とつながることが出来ると、

小さな不調和にも気付くことが出来るかもしれません。

話を元に戻します。

自分の体の声や、本当の気持ち、感情などと離れてしまっている場合は、

気付きを受け取ることは、特に重要で、意義深い体験となるはずです。

ですが、その方が気付きを受け取ることが出来たならば、

それだけで不調や病気がたちどころに良くなるのかと言われたら、

残念ながら、そうはならないケースがたくさんあるのです。

これは、セラピスト・ヒーラーとしてのセッション経験からの意見です。

理由は、次のようなものです。

1.不調和を作り出してしまった行動の背後には、

 ほかにもさまざまな問題点が存在していることが多いため

人には自己治癒力が具わっていますし、自分で進んで不調和を作り出したい人は、おそらくいないはずです。にもかかわらず不調和が生じているとしたら、

そうなる以前に、既に何かのバランスが崩れている可能性が高いのです。

幾つもの要因が、複雑に絡み合っていることがよくあります。

はじめのちょっとした不調和が、次のより問題となる不調和を生み出してしまうという連鎖を想像してみて下さい。

2. 不調和や病気の状態が続いている間に、

不調和の原因となる別の問題が新たに発生しているため

病気にかかると、苦痛や痛みが出て、

次第に気分が落ち込み、悲観的になっていきます。

そして、その不調や病気によって、恋愛やパートナーシップ、

お仕事や人間関係に、深刻な影響が及ぶことがあり、落胆、悲嘆、

自己嫌悪、自責、怒り、不満、恨みなどを覚えることがあります。

これらの否定的なエネルギーは、

その方のオーラ(エネルギーフィールド)内に留まり、作用します。

これらの有害なエネルギーが、

文字通り、内側からその人をむしばんでいくことがあるのです。

さらに良くないことには、こうしたエネルギーとシンクロして、

同質の暗い(他者の)エネルギーが引き寄せられ、

元々あったエネルギーを増幅させてしまうことがあります。

(このことについては、病気の原因2 他者からきた不調和と関連します。)

こうなってしまうと、病気の起源となった不調和だけでなく、

そこから派生したさまざまな不調和の総体に、

ワークしていくことが必要となるでしょう。

起源となった最初の不調和に対する「気付き」を得たとしても、

そのほかに生み出されたり、引き寄せてしまったりしたエネルギーによって、

状態が改善されるのは、難しいことになる所以です。

上記1と2のほかに、

その方の心の深層に「病気でありたい」「治せないほうがよい(好都合だ)」

という思いがあれば、当然のことながら、

気付きによって良くなっていくことは難しいでしょう。

原因がわかるだけでは…

セッションにお越しになった何人かのクライアントの方から、

「何が病気の原因であるかを考えて下さい。それがわかると、治ります。

…とドクターに促され、既に1年以上も考え続けているのですが、

治りません」 というお話をお聴きしたことがあります。

原因を考え続けるとは、

自分がどのような不調和を生み出してしまったのかを

じっくりと探り、答えを見つけ出すということだそうです。

その作業に取り組んでいるものの、上手くいかないので、

私どものセッションにお越しになったそうです。

私の立場から申し上げると、

人は、通常、自ら進んで不調和を作り出すものではありませんので、

おそらくよほどのご事情があったことと思います。

それについて、マインドの思考を使って、内省をしても、

(自我には防衛機能もあることですし)

答えに行き着くことはかなり困難であり、

病気や不調を抱えている人に対して、

それを数か月、数年、続けるように進めるのは、酷なことだと感じます。

そのような時に、顕在意識の思考ではなく、

潜在意識の領域にアクセスしてみると、

その人にとっての真実が分かることがよくあります。

潜在意識は、過去や未来の時空を自在に行き来できるため、

問題の起源となった時点へ、努力することなく退行していくことが出来ます。

そして、病気の起源となったそもそもの不調和について

「気付き」を得られたら、それを理解し、癒し、

解放していくことが出来ます。これは多次元セラピーによって可能です。

さらには、闘病や療養の期間中に生み出されたり、引き寄せられたりした

さまざまな悪想念と有害なエネルギーにもはたらきかけ、

癒して解放することが重要です。

具体的には、エネルギーヒーリングを用いて、量子レベルでワークしていきますが、ヒーリングを受ける際は、思考を使うことなく、努力も要らず、

リラックスして、楽に受けていただけます。

マインド、潜在意識、オーラのエネルギーなどの全体を視野に入れて

複雑化していたり、隠されたりしている複数の要因を探求し、

病気や不調にまつわる、あらゆる否定的な要素・エネルギーを

解放することが、求められるでしょう。

現在、病気や不調によって、苦しい日々を過ごされている方がありましたら、

医学的な治療と並行して、

エネルギーフィールドと潜在意識の領域へのワークをお勧めしています。

マインドでは到達できない深層領域に、

不調和を手放すための気付きと知恵、

そして、癒しを促す推進力となる何かが眠っているかもしれません。

ホリスティックな癒しのセッション

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