人生会議で話し合えないこと

人生会議のテーマには、本人の気がかりや意向、価値観や目標なども含まれますが、誰にも言えなかった複雑な問題や確執は、ご家族などに負担をかけたくないという配慮が働くこともあるでしょう。人生の最期になってからでなくもっと早い時期にご自分を癒し重い荷物を下ろす方が、解放は楽に進み、その後に得られる収穫も豊かなものになります。

原因のわからない不調と老化

原因不明の不調がある時、その原因がトラウマやエネルギー的な作用ではなく、ご本人の意識の在り方である場合があります。体と心がつながっておらず、意識が体から離れているのです。加齢に伴い体力や機能がそれ以前よりも少しずつ減少している、そんな体の現状に意識が向けられず、もっと動けると無意識に思って、結果的に負荷がかかるのです。

闇のエネルギーに引き寄せられ…

闇のエネルギーとはオカルトではなく、災害や事故の辛さや苦しみ、ショック、喪失感、悲観といったエネルギーです。エンパス、HSPなどエネルギーに敏感な方は、物理的に離れていても共感して思いを向け続け、そのことについて思考を巡らし、同調することで、闇のエネルギーからの影響を受けて、心身の不調が起こることがあります。

否定的な思い込みに気付く

海を眺めながら、溺れかけた恐怖や大津波の映像の印象が薄れ、否定的な見方が思い込みであったと気付きました。今、目の前に広がる海の風景は美しく平和です。時は移り人の思いは刻々と変わります。過去の否定的な思い込みにとらわれず、常に更新を続けて新たな思いで過ごせたら、目に映る世界は多彩な表情を見せてくれるに違いありません。

病気への不安と怖れ

病気になると湧いてくる不安と怖れ。その不安と怖れは現在の病気に対するものだと思われがちですが、実はそれだけではありません。たとえば他者から送り込まれたもの、他者から引き受けたもの、意識化されていない信念、トラウマ、過去生から持ち越しているもの、家系的に受け継いだものなどが加わって増幅されていることが少なくないのです。

ヒーリングをより良いものにするために

ヒーリング前のカウンセリングとヒーリング後のフィードバックは、癒しのプロセスをより確かなものにする大切な機会です。マインドで意識化し言葉にすることには様々なメリットがあります。たとえば癒したい要素が明確になる、ものごとの見方や解釈を振り返り客観視出来る、癒しと変容に向かう意図が明確になる、自己治癒力が活性化されるなど。

ポジティブな変容を阻む要因

ご自分や他者に対する不信、この世界に対する不信があるとしたら、何をするにしても「このこと/この人 を信じて 大丈夫?」と無意識のうちに疑いの目を向けることとなってしまうでしょう。セッションで起こった癒しや解放、ポジティブな変化に対しても同様です。望んでいる方向とは逆方向へ向かわせてしまう怖れすらあるのは残念なことです。

偶然はなく、無駄もなく

ヒーリング、ヒプノセラピー、それ以外に学んだ各種のアプローチにはそれぞれ活躍する場があり、学んだこと・実践してきたことは、ホリスティックな癒しのサポートにおいて一つも無駄にはなっていないと感じています。もしも現時点で思うようにいっていないと嘆いていたとしても、あとから長い目で見た時にどうなるかは誰にもわかりません。

脳にストレッチ、心に新風を

同じことを繰り返すのは楽で安心感があるものの、次第に発想力や創造性が低下し、マンネリの単調さに埋没してしまいがち。リフレッシュによって日常が新鮮に感じられ、五感、潜在能力や直観力などが研ぎ澄まされ発揮されやすくなっていくでしょう。意識的に行動したわけではないのですが、私のささやかなリフレッシュ体験をご紹介しましょう。

自分らしさって何 ? 人生の危機を越えて

アイデンティティが揺らぐほどの危機的な状況に陥らないと、なじんでいる環境やポジション、思い描いていた未来をいったんリセットしようとは思わないものです。少しの不満や物足りなさがあっても、安定を捨てることは出来ません。苦しみや停滞のあとに、心から望んでいることや自分らしい生き方、在り方、働き方が、パワフルに出現してきます。